『家畜人ヤプー』(かちくじんヤプー)は、1956年から『奇譚クラブ』に連載され、
その後断続的に多誌に発表された沼正三の長編SF・SM小説。
婚約中のカップルである日本人青年留学生麟一郎とドイツ人女性クララは、
ドイツの山中で未来帝国EHS人ポーリーンが乗った未来世界の円盤の
墜落事故に巻きこまれ、それがきっかけで未来世界へ招待されることとなる。
未来帝国EHS(The Empire of Hundred Suns イース = 百太陽帝国、
またの名を大英宇宙帝国)は、白色人種(特にアングロ・サクソン系のイギリス人)の
「人間」と、隷属する黒色人種の半人間「黒奴」と、旧日本人の家畜「ヤプー」
(日本人以外の黄色人種は核兵器と細菌兵器によりほぼ絶滅している)の
3色の厳然たる差別の帝国である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E7%95%9C%E4%BA%BA%E3%83%A4%E3%83%97%E3%83%BC